ココスにて

すみません、忙しくてなかなか書けず。 しかし ここから先はどこまで事実を書いていいのか・・・ 書いた後、私はこの会社にいられるのだろうか。  でも『今日の出来事をブログに書け』って指示を出したのは先輩方だ・・・ 

 

歩くこと20分、酔っていなければ10分、ホウキがなければ15分 の道のり。 えらく遠くまで来たものだ、スリッパで。 やっと見えた黄色い光は ココスに決まっている。 これ以上話を伸ばす訳にはいかない。

 

店内に突入! 店員さんに足元のスリッパを見られないか心配しつつも座席へ。  店内は温かい、Yシャツ姿のN主任が一番喜んでいた。 目的はラーメン・・・早くラーメンが食べたいっ! 先輩方も同じ考えだろう。すぐにメニューを見るかと思いきや先輩方がまず注文したのが瓶ビール・・・≪キャーっ!≫ まだ飲むのか  しかも2本!! いや4本だって!!!! 

やっとメニューを見始めた。  ≪皆さんもちろんラーメンをたのむと思うでしょ? 酔っているとちがうんですよ・・・・・≫  タイミング良くビールを持ってきたウェイトレスさんに 『可愛いね~、お姉さんのお勧めは何?』 ≪何? 何がお勧めだと? その質問に耳を疑いますよ≫ 『お試しか(TV番組知ってます?)で 1位になったのは何?』 ≪おいおい、ラーメンはたのまないのか?≫   すると、なかなか乗りのいいウェイトレスさんで 『1位は マルゲリータピザでしたかね~、次が やみつきカリカリポテトだったかな~』・・・ 『じゃあ、それで。お姉さんがすすめるものなら間違いないよ、ハッハッハッ』 ≪その注文が間違っていますよ≫

 

この間違いはまだ良かったほうだった。 ラーメンを食べに来たのではないのか、目的を果たすためにメニューを探す。 ハンバーグ、スパゲッティ、ピザ、・・・デザート。 ない、何度見てもラーメンがない。 つけ麺でもいい、しかしどう見てもスパゲッティしかない。 私が『ラーメンはないですよ』とは言ってはみたものの 話題はウェイトレスになっている。 なんて奴ら・・・いや先輩方だ。 ここで甘い事件が起こった。 

 

『ラーメンないですよ』って言った時に開いていた時のページが デザート。 W先輩がすかざず、『おー、甘いの食べたそうだな。 これ頼んじゃえよ』 なんて悪魔のささやき・・・ウェイトレスを呼びたがっていた先輩方が すかさず 『ミックスベリーのココッシュ 1つ』 断るスキも勇気もない・・・ 確かに美味しそうだが、だが夜中の12時半に これを食べるのか?  まーみんなで分ければいいか。

 

みんなで分ければいいか・・・この考えはココッシュ以上に甘かった。 酒飲みの先輩方が食べるわけないのだ。 せっかく4等分されてきたココッシュだったが 食べたのは 私が1切れ、私が1切れ、私が1切れ・・・最後の1切れは私。 夢であってくれ・・・しかし甘過ぎて舌が痛い、夢ではなかった。

 

つづく・・・

 

みんなが気になる ココッシュとは これだっ!

Leave a Reply