日本が誇る、新幹線の話を

日本が誇る、新幹線。 青森県まで開通し便利になりました。 でも利用することはほとんどないかな・・・

今のCMでは 吉永小百合さん出演で 超デラックスなシートを宣伝してますね。 お願いだからシャープの太陽光のCMにまた出てくれ~

とある記事から新幹線の話を・・・


昨年暮れ、東北新幹線が新青森駅に延伸、青森と東京間674.9キロメートルが1本のレールでつながりました。今春には九州新幹線が全線開通し、新大阪と熊本・鹿児島間をつなぎます。今月は、そんな華やいだ話題がいっぱいの新幹線のお話です。

新幹線のもととなったのは昭和10年代の東京と下関の間をつなぐ「弾丸列車計画」でした。実際に着工されましたが、戦争で中止。戦後の昭和30年代になってあらためて新幹線が計画されたものの、世間は冷ややかだったそうです。そして1964(昭和39)年10月1日、東海道新幹線が東京と新大阪間で開業します。東京オリンピックを控え、鉄道や道路が整備されていった時代でした。

新幹線は唱歌にもなり、そのスピードやそれまでにない団子っ鼻のフォルムは、まさに夢の超特急として熱狂的に迎えられました。その様子はここで詳しく述べるまでもなく、多くの人の記憶に残っている出来事でしょう。結婚や子どもの誕生など、家族の歴史とシンクロしている方も多いのではないでしょうか。

以後、山陽新幹線の全線開通を皮切りに東北新幹線、上越新幹線、北陸(長野)新幹線が順次開通し、この春の九州新幹線全線開通を迎え、今後もまだ着工や延伸が続きます。

さて、実は新幹線の名前のついた町があるのをご存じでしょうか。東京都国分寺市には「光(ひかり)町」があり、当時東海道新幹線の開発を手がけていた施設があったことからつけられた名前だそうです。また、静岡県函南町には「新幹線区」という地域名があります。

かつて速さを追求していた新幹線も、今ではお子さんへのチャイルドシートの貸出やモバイル用コンセントの設置などで、快適さや車内の居住性を高めることに注力しているようです。また、車体のデザインやカラーリング、インテリアなどは現代のインダストリアルデザインの最先端といっても過言ではありません。

現在、新幹線は世界的にも「SHINKANSEN」の名で、テクノロジーはもちろんのこと安全性にも高い評価を受けています。鉄道発祥の地であるイギリスの博物館には、団子っ鼻の新幹線が展示されているのだそう。また、新幹線は台湾に輸出され、高速鉄道として運行されているほか、ベトナムの高速鉄道に日本の新幹線方式が採用されるなど、世界へはばたいています。

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