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第16回 「100億宣言」に込めた思い

代表取締役 青木 正紀

久しぶりの投稿になります。

この度、アオキ株式会社は「100億宣言」を行い、経済産業省の承認を受けました。これは、2035年に売上高100億円規模の企業を目指すことを、社内外に正式に表明したものです。

経済産業省が推進するこの取り組みは、日本企業の大多数を占める中小企業の成長を後押しし、地域経済を支える中堅企業へと発展させていくことを目的としています。私たちアオキもまた、まさに今、その飛躍の入り口に立っていると考えています。今回の「100億宣言」は、当社にとって極めて意義深い節目となります。

もっとも、私たちが目指しているのは、単に売上高という数字を積み上げることではありません。アオキが大切にしているのは、「優れた製品とサービスを通じて、人びとの豊かで快適な住生活を築き、地域と社会の明るい未来に貢献する」という企業理念の実現です。100億円という目標は、その理念をより高い次元で形にしていくための通過点であり、挑戦の象徴でもあります。

同時に、企業の成長とともに、社員一人ひとりが物心両面で豊かになることも欠かせません。経済的な安定だけでなく、仕事を通じて人格や能力を磨き、自信と誇りを持って働き続けられること。それこそが、私の考える「豊かさ」です。100億企業にふさわしい人材が育つことが、企業の持続的な成長を支える土台になると信じています。

私は常々、「人の成長なくして企業の成長はない」と考えています。社員の成長の総和が、そのまま会社の成長につながります。実際、この数年、社員たちの仕事への向き合い方や考え方、そして行動には、着実な変化と成長が見られます。大変心強く感じる一方で、次のステージに進むためには、さらに一段高い成長が必要です。

その鍵を握るのが、生産性の向上です。限られた時間の中で、より高い価値を生み出すこと。仕事のやり方を見直し、無駄を減らし、よりよい方法を積み重ねていくこと。その日々の改善が、会社全体の力を押し上げていきます。大きな変革は、一足飛びには実現しませんが、小さな前進を積み重ねれば、10年後には確かな差となって表れます。

また、これからの成長には、企業としてのブランド力の向上も不可欠だと考えています。お客様やお取引先、地域社会から「アオキらしさ」をより強く、より良く感じていただくこと。そして同時に、社内においても、自社への誇りや一体感を高めていくことが重要です。ブランドは広告だけでつくられるものではなく、社員一人ひとりの仕事ぶりや人間性の積み重ねによって育まれるものだと考えています。

では、100億宣言の実現に向けて、私たちは何を磨いていくべきなのでしょうか。私は、アオキが共有してきた価値観を、さらに深めていくことに尽きると考えています。「信用」「誠実」「挑戦」「協働」「堅実」。この五つの価値観を日々の仕事の中で高め続けることが、社員の成長を促し、企業力を高め、やがてはお客様からの評価と信頼につながっていきます。

2035年の100億達成は、決して夢物語ではありません。大切なのは、目標を掲げること以上に、その実現に向けて一歩ずつ行動を積み重ねることだと考えています。地域に必要とされ、社会に貢献し、社員が誇りを持てる企業へ。
アオキはこれからも、未来を見据え、着実に歩みを進めてまいります。